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2007/06/30

休止状態。

久々すぎるブログ更新、ロボット製作活動も優先度が下がって事実上の活動休止状態に入っている。ロボット関連に割く時間を少し増やして断片的に活動したとして、結果的に大会で良い結果が残せないことまでは問題ないが、そこに自身の進歩につながる内容も伴わないならば活動する意味が無い。ゆえにロボット製作を優先して追うべき兎として意味付けできるまで活動を休止することにしたが、浦島太郎状態にならないように定期的な情報収集だけは継続したい。

JMCRのサイトを覗いてみると、知らないうちに新しいキット関連の情報が充実していてびっくり、本体製作マニュアルも一新されていた。成果物まとめサイトにあるMCX03の開発レポートでも触れていた以前のキットの弱点、具体的には

  • 操舵用サーボの固定方法 (方向が曲がりやすい、構造的に弱い)
  • 前輪車軸の支持方法 (支持の一端が車輪から離れていてグラグラ)

といったところが大幅に改善されているし、低重心化も進んでいるし・・なんとも良く出来ています。MCX03の改造ギヤボックス(マクソンのA-max22を組込み) ではギヤボックスのネジ止め部が壊れてしまうトラブルが多く、このキットの構成もギヤボックスの固定に改善の余地があるように感じたが、指定モータを使う限り通常走行時の問題が無いことは確認済みだろう。

自分は偶然に近い形でマイコンカーのキットを与えられたことでロボット製作に興味を持った経緯があるが、キットの存在はメカトロシステム全体を作るという世界に独学で入る上で大いに手助けになった。一方で、予め別の人によりマニュアル通りに組まれたキットカーを見て「こんなのに負けてたまるか!」と思ったのも事実であるし、頼りない走りしか出来ないキットカー自体が「私の問題を見つけて修正してください」と主張しているようにも見えたし、どう作ればより良くなるか、と考えるプロセスを素人ながらも楽しむことができたと思う。新しいキットは「懇切丁寧に書かれたマニュアル通りに作るだけで、より高いレベルのスタートラインに立てる」という位置付けを感じる。そのまま BasicClassを走れるキット、BasicClassへ参加する敷居を下げるキットとしての役割は十二分に果たせると感じた一方で、不完全さゆえの面白味、すぐに思い付く改善策のようなものは減っているなと感じた。

以前にも書いた気がするし、実態を知らない個人の思いでしかないことではあるが、「全てを懇切丁寧に教える・与える」ことだけではなく、「自発的な”気付き”が生まれるように仕向ける」ことも重要ではないかと思っている。前者は”教育”、「教えて育てること」であり、後者は"Education"の本来の意味、「中にあるものを外に引っ張り出すこと」であるとも解釈できるが、”教育”は自ずと対象者が受身になり、自発性も伸びにくいという側面があるのではないだろうか。社会の基本ルールや躾の領域は”教育”されるべきだと思うが、自分で考える力や問題解決能力を養うためには”教育”だけではなく”Education”が必要であり、その方が後々まで役に立つと考える。学校でマイコンカーのようなロボット製作に取り組む場合も、”教育”だけでは終わらせない、個人毎に違った”Education”の成果を、というところに活動意義があると思う。BasicClass からどのような成果が見えてくるかを楽しみにしたい。

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